ことり@自分らしさ応援ブログ

鬱からの復活劇や、東京社畜→地方移住の経験から「人は自分らしく生きるべき」をテーマに書いてます。田舎でまったり、腰を据えて自分らしく生きる人を応援しています。

【鬱からの復活劇】4年間の重度鬱病生活から復活して10年、年収1000万円になったよ♪(1)

こんにちは。ことり♂です。

 

2018年6月東京での外資系サラリーマンのキャリア捨てて地方移住しました。

 

実は私は過去に重度の鬱病でした。

 

今その時の話を友達に話すと必ずと言っていいほど

 

「嘘つけっ」

 

「ネタだろ!」

 

「それ何か怪しいビジネスのフリですかw?」

 

という反応です。

 

奥さんですら上記と同じ反応を示します。(すでに復活してから出会い、5年前に結婚しました)

 

今、私の年収は1000万円あります。メインの仕事と不動産投資を合わせてです。

 

鬱病で無理して体と心に鞭を打って働いていた時は年収300万円台でした。

 

今は上述の通り、周囲が私が重度の鬱病だったという事実を受け入れられないほど、健康で、アクティブで、奔放で、自由で、マイペースで賢く、イケメンで、人に親切で、誰にも愛される、、

 

失礼しました。

 

では本題にはいります。

 

今回は私が何故重度の鬱病から復活し、ここまで来れたのかというストーリーをお話しします。

 

実は、今まで私は10年前に私が重度の鬱病であった事実をひた隠して生きておりました。何故かというと、周囲から「あの人メンタル弱い」というレッテルを貼られるのが嫌で、一度レッテルを貼られてしまうと会社での評価にも影響したり、再発したら困るからあの人には仕事を振らないようにしよう、などとなる事があるかもしれないと思っていたからです。

 

何より以前私は鬱病だからという事を理由にして何かと行動する事を諦めてしまった過去があり、周囲に話すことで自分の行動力を自ら抑えてしまうのではないかという恐れを感じていました。

 

また、鬱病経験を自分のアイデンティティにすること自体、抵抗がありました。その事を話しても、ネガティヴな人間が集まるだけで、得することはなく、「私もそうなんです」「大変でしたね」と共感や同情を得られても、自分のエネルギーが減るだけような気がしていたからです。

 

事実、鬱病など、藁をもすがるような時には、助け舟もありますが、人を陥れようとする人も寄ってくるという経験もしました。

 

出来れば「鬱病を経験した」、その事実すら消してしまいたいと思っていた時期もありました。

 

しかしもう10年が経ち、妻と結婚して子供も2人います。いい意味で会社には依存せず、完全に独立できる兆しも見えてきました。

 

鬱病だった事実も、その時の感情も記憶からはだんだん薄れてきており、もうどんな災難が自分に降りかかっても後戻りすることはない自信があります。むしろ、災難を災難と思わないそんなメンタルです。

 

今回、私の経験をお話しすることで、同じような境遇の人の解決の糸口になればと思い、こちらのブログで書かせていだだきます。

 

そうすることで私も「鬱病経験者」という事実を自ら受け入れ、さらにパワーアップすることが出来ます。

 

また、このストーリーは鬱病の克服だけでなく、自己啓発、つまりは自分のメンタルブロックを外して行動力を強化したり、自信をつけたりする事にも応用できますので、キャリア開発したい社会人も必見です!

 

10年前の話です。

 

私は大学3年の時に鬱病になり、そのまま社会人になっても回復せず、むしろこじらせてしまったのです。

 

そのせいでお誘いをいただいていた希望の会社への就職を諦め、泣く泣く、鬱病でも出来るであろう仕事を選んだ程です。

 

その時交流のあった友達にあの時鬱病だったと言っても全く信じてもらえません。

 

なぜかと言うと、鬱病で自分の心が苦しい時も、周囲に助けを求めず、健康でいかにも自分に自信があるかのように必死に振るまっていたからです。

 

元来私は周囲からは、自由奔放で恐れを知らない人間であると思われるようなキャラクターでした。誰とでもすぐに打ち解け、人懐っこい、人との関わりが好き。そんなイメージです。

 

鬱病で苦しい時もそのキャラクターを演じ、必死に、本当に必死に自分を隠し、自分に自信がなく、いつもいわれのない不安が付きまとい、苦しいという本当の自分に気づかれまいとしていました。

 

演じることで、弱い自分を押し殺すことで、また元の自分に戻れると信じていたからです。

 

しかしそんな演出をする事でさらに、自分自信を疲弊させていったのでした。

 

きっかけは父の自殺でした。

 

自殺とは究極の自己否定です。

 

私が発した言動が影響し、ひとりの人間をこの世から居なくさてしまったのではないかという酷い罪悪感に苛まれ、今度は私が酷い自己否定に陥りました。

 

きっかけはこれなのですが、今考えると確かに自分の人生の大事件ではありますが、4年間も鬱病に人生を捧げる程の事であっただろうか?自分と父は違うのに。と振り返っています。

 

私には当時、就職したい企業、なりたい職業ががあり、大学3年生の時にその企業のインターンシップを受けたのでした。インターンシップではその企業から好評価をもらい、是非応募してほしいと言われていました。

しかし、その企業の応募すらしませんでした。やるからには100パーセント自分の全身全霊をあげて仕事に打ち込みたいと魅力を感じていた仕事だったからです。それが叶わないのであればその職業は諦めようと思いました。

 

私はその企業に絶対に入りたいとインターンシップの時に言っていたため、応募すらしなかった事を不審に思った担当者から連絡が来ました。その時、事もあろうに無視してしまったのです。

 

応募しなかった外向けの当たり障りのない理由が何も思いつかず、真実も述べられず、若い私は無視という手段をとったのでした。

 

自分が情けなく、それはとても悔しかったのを覚えています。

 

そこから4年間の長い闘病生活が始まります。

 

治らないからと薬や病院を何度も変え、職場ではいつも眠そうで、夜中まで遊んでいるからじゃないかと言われたり、上司に呼び出されたりしていました。

何とか仕事を終えて帰る頃には全身の倦怠感に苛まれ、母親にメールで体がだるくて帰れないんだけどどうしたらいいか、などと送ったり、不安感がとてつもなく強く、居てもたってもいられず自殺したい衝動に駆られた時は姉や、母親に車で外に連れ出されたりしていました。

 

しかし私は完全復活しました。むしろ、弱い自分を受け入れられたことで、さらにパワーアップしています。

 

私がどうやって復活を遂げたかと言うと以下の3つの方法です。

 

1.自己否定の理由を明らかにする事。

2.自己否定に関係すると考えられる人間関係を断ち切る事

3.ダメな自分も受け入れる事

 

これらは誰かに教わったわけではなく、自分が何故鬱病なのか、何故自分はこんなにまでも自分が嫌いなのか、を徹底的に考え、内観し、必要な情報を積極的に集め、試行錯誤して出た結論です。

 

そして徐々に思考を変え、行動して、変わっていき克服していきました。

 

上記1-3意外にも色々と試行錯誤しましたが、復活から10年たった今、復活の理由はこの3つであったと確信しました。

 

そしてこれらの3つを見てお分かりの通り、鬱病からの復活には全く他人の支えや、手助けは必要なく、寧ろ自分自身を深く知り、自分が何故その状況なのか、自分自身で考え抜くことが大切なのです。

 

むしろ何かを加える事よりも、分析して捨てていく作業、これが大切になります。

 

もちろん自己啓発にも応用できる作業です。

 

ゆるい感じで続きます