ことり@自分らしさ応援ブログ

鬱からの復活劇や、東京社畜→地方移住の経験から「人は自分らしく生きるべき」をテーマに書いてます。田舎でまったり、腰を据えて自分らしく生きる人を応援しています。

東京の外資系サラリーマンが田舎に引っ越した話(2)東京は欠乏感の塊

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前回こちらの記事の続きです

www.oneness1120.com

 

東京にはいらん情報がありふれている・・・

 

その真相とは。。。

 

以下私目線で見たいらん情報のほんの一例です。私の頭の中はいつもドリフなのでおバカな脳内フィルターを通して見た世界です。悪しからず。

 

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ドリフ

 

  1. 駅のKIOSK  
  2. 駅や町の看板 
  3. 化粧品の広告 
  4. 映画の宣伝  
  5. 新曲発売の宣伝 
  6. 待ちゆく人の素敵な格好  
  7. ビジネスマンがスーツ着てかっこよく仕事してる姿 
  8. 無限にあるように見える飲食店  

 

私の移住した田舎にはこんなのない!

 

基本、車生活で最寄り駅は無人駅です。1家に1台どころか、大人1人1台ないと暮らせません。

 

ちょっと行くと道の駅があるのですが、野菜や果物、洗剤など生活必需品が置いてあり、まさに生きるのに必要最低限のものです。

 

でもここに来ると、意外と足りないものないなって思うんですよね。

引っ越す前、周りには散々脅されていましたが。

 

東京にいるときはバス、電車、地下鉄生活で車がなかったので逆に不便でした。小さい子がいるとやっぱ車ないと不便なんですよね。

 

逆によく今まで車なしでやってたな。妻にスマンかったといいたいです。

 

TVも子供とEテレでピタゴラスイッチとかを見るくらいで、あとはDVDと本です。DVDもMOVEっていう図鑑の付録のやつとかです。

 

なんとTV番組も再放送ばっかで全然進まないんですよね。。。

 

なので自然と情報過疎になってきます。もちろんインターネットでは情報得られますがそれは東京での生活上目に入る受動的なものと違って、能動的な情報収集です。

 

いらん情報を遮断すると頭の中、すごいすっきりしてくるのを感じます。

 

瞑想指導者なのですぐ瞑想に繋げてしまうのですが、人間は1日に何万回も頭の中で独り言をしているそうです。その中には自己否定、後悔とかネガティブなものも含まれるのですが、そういった脳内の独り言が減って瞑想状態になる時間が増えるのを感じます。

 

何万回ってすごいですよね。スポーツ選手が何万回もシュートしたとか、何万回もスイングしたとか言ってますが、それが脳内で繰り返されているんですよ。

 

TVだらだら目的もなく長時間見た後ってなんだか空しい感じありません?

 

この無駄な時間何だったんだろ。確かに面白かった、、、。けど次の日覚えてない。

目的を持っていないTV鑑賞ってほとんど一瞬で忘れますよね?

 

そしてなんだか頭がもやもやした状態になりません?

 

これ無意識のうちに欠乏感を刷り込まれている状態なんです。東京にある看板や様々な宣伝も同じです。

 

TVの中ってなんだか華やかな感じがして、すごい面白いですよね。

CMの中の芸能人、すごい綺麗ですよね。菜々緒さん、綺麗ですよね~

個人的にはビールのCMの喉越しよさそうに飲む姿は、反則です。@今すぐ飲みたい~

 

自分の日常とは違う、楽しくて華やかな世界がそこにあるぞって訴えてくるように感じます。ほんとは全然そんなことないのに。

 

見た後、自分が意識していなくてもしっかり脳は働いて、情報処理しているんですね。

TVから刷り込まれた欠乏感、すっかり何万回も反復しちゃってます。プロ野球選手、プロサッカー選手、でもなく、プロのネガティブシンカー誕生です。

 

欲深くなって物を欲しくなるって良く言いますけどそれは間違いで、刷り込まれた欠乏感から何かを欲しくなってるんです。

 

 欲深 ×

 欠乏感 〇

 

それは、実際に服とかアクセサリー、iPhoneXとかかもしれませんし、地位や名声、権力、出世などかもしれません。はたまた履き違えた個性かもしれません。

 

地方でも情報がない分、取り残されてるんじゃないかって不安になる人が出てくるんです。TVでは東京はこんなに素敵!すごいでしょう~って訴えかけてきます。

 

若者だと東京に行けば何か自分の目的が見つかる!と思う人が出てきますし、

年を重ねた人は東京さえ行っておけばこんなじゃなかったって思うんです。

 

こういった人は東京のカモです!満蒙開拓移民のようなものですよ。

参考:満蒙開拓移民 - Wikipedia

 

都会の喧騒の中にいるとなんか忙しくて、暇がなくて、本当の自分を知らなくても良いように感じてしまう。

 

人生暇つぶしなんて言うけれど、余計な情報ばっかりで、欠乏感をたっぷり刷り込まれ、みんな何をしていいかわからないんだ本当は、都会はそんな漠然とした不安を消してくれる。

欠乏感がありふれてて、同じ境遇の人も沢山いる。でもさ、欠乏感で溢れてる人と一緒にいても、競争になるだけだよ。

 

どっちが優れているか無意識レベルで比べている。

そして自分が人より優れていると感じれば安心し、

自分が人より劣っていると思えば劣等感から自己否定する。

 (なぜかポエム風)

 

そりゃあ気分も落ち込んできますよ。

 

人と比べて生きてたら、競争に勝ち続けるしかなくて、実際勝ち続けるなんて99%の人が無理なんですから。しかも勝ち続けている人はその状態をキープできるか常に恐れているんですよ。

 

本当の自分の価値観をみつけなよ。

 

余計な情報はいらないよ。

 

答えは自分の中にある。

 

私の目標は、みんなが自分軸で価値観を構築し、時間や場所にとらわれずに自由に生きられる楽しい世の中にすることです。そのために何ができるか考えて、日々行動します。

 

もちろん目的をもって東京で頑張る分にはよいと思います!というか東京に限らず目的をもってそこにいるならば人生素晴らしい!

 

僕が頭がすっきりした状態で俯瞰する東京の構図はこんな感じです。

 

 1)目的をもって楽しんでいるごく一部の人

 2)欠乏感を作り出す一部の人

 3)欠乏感を埋めるために戦ってる超大勢の人

 

今回も読んでいただきありがとうございました。

 

ことり 拝

 

※ちなみに移住して年収は1000万に増え、消費は減りました。

 

なんだか書いててブラピのファイトクラブを思い出しました。一度見てみると、いかに社会に欠乏感を持たされているかということに気が付くかもしれません。

 

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